2014年10月25日土曜日

将棋から得られる能力 二、集中力の向上

二、集中力の向上


将棋の対局は一般的に大会で一局1~2時間ほどかかり、
小学生の全国大会でも1時間前後かかる事も珍しくありません。

これはお互いの持ち時間が30分~40分あり、
さらにそれを使い切ると一手30秒未満で指すためです。

また、初心者の小学生低学年同士の対局でも、
決着がつくのに50手前後はかかるため、
対局時計を使わずとも最低15分以上はかかります。


小学生低学年の子供を15分大人しくさせるのは容易な事ではないと思いますが、

将棋に打ち込んでいる子供達はこれを簡単にやってのけています。


集中力の向上は、学問や運動などあらゆる分野で自己を啓発するうえで、
とても大きな力になっていきます。

これこそが、礼儀とともにより良い人間形成をしていくための重要な要素だと考えております。

2009年に日本将棋連盟がプロ棋士を対象に行ったアンケートでも、
将棋を始めて良かった事として、プロ棋士161人中95人が「一つの事を集中して考えられるようになった」と回答しています。

(日本将棋連盟ホームページ羽生善治×茂木健一郎特別対談授業「将棋は脳を育てる」参照)

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